アレグラの市販について、全力で調べた結果をシェアします。

市販薬アレグラFXと処方薬アレグラはどう違う?どちらがよく効く?
花粉やハウスダストなどによる鼻水、鼻づまりなどのアレルギー症状を改善するお薬として、病院でよく処方される「アレグラ」があります。また、同じ名前で、薬局・ドラッグストアで、「アレグラFX」という市販薬が販売されています。今回は、処方薬アレグラと、市販薬アレグラFXの違いと選び方の基準について説明します。
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アレグラとアレグラFXの違い

成分・外観・薬のタイプの違い

医療用医薬品であるアレグラ錠60mgと、市販薬であるアレグラFXの成分は、どちらもフェキソフェナジン塩酸塩を60mg含んでいます。

また、成分量だけでなく、錠剤の大きさ、剤型、添加物も同じです。

異なる点は、錠剤の外観です。医療用のものと区別できるように刻印が違っています。

また、医療用のアレグラでは、OD錠(水なしでも飲めるタイプ)や、アレグラ錠30mg、アレグラドライシロップなど小児でも服用しやすいようなお薬のタイプがありますが、市販薬のアレグラFXでは、現状では錠剤のタイプしかありません。
効能効果・用法用量の違い

医療用と市販薬のアレグラでは、効能・効果の範囲と、服用できる年齢の範囲に違いがあります。
効能効果の違い

市販薬のアレグラFXの効能・効果は、花粉、ハウスダスト(室内塵)などによるくしゃみ、鼻みず、鼻づまりなどの鼻のアレルギー症状の緩和です。

一方で、医療用のアレグラでは、アレルギー性鼻炎に加え、蕁麻疹、皮膚疾患(湿疹・皮膚炎・皮膚そう痒症、アトピー性皮膚炎)に伴うかゆみの症状に効果を発揮します。
服用できる年齢の範囲の違い

市販薬のアレグラFXでは15歳未満の小児は服用することができません。服用には慎重になる必要があるため、必ず病院を受診し、適切な薬を処方してもらうようにしましょう。
一方で、医療用のアレグラでは「通常、7歳以上12歳未満の小児には1回30mgを1日2回、12歳以上の小児には1回60mgを1日2回経口投与する。」との記載があります。

成人(15歳以上)の方の飲み方は基本的には同じで、1回1錠(60mg)、1日2回朝夕に服用します。食前・食後などに関係なく、空腹時でも飲むことができます。
選び方の基準

では、処方薬アレグラと市販薬アレグラFXでどちらを利用するか迷ったとき、どのように決定すればいいのでしょうか?ここでは考慮頂きたい4つのポイントを紹介します。
ポイント1:市販薬のメリット

市販薬のメリットとして、病院に行く手間や処方せんを出してもらって薬局に取りに行く手間を省くことができます。そのため、病院に行く時間がないときやすぐにお薬が欲しい場合は市販薬をおすすめします。

 

アレグラの市販薬と処方薬はここが違う

アレグラ 市販薬
主成分は同じでもアレグラの市販薬と処方薬では適用疾患が違います

アレグラの市販薬「アレグラFX」はアレルギー専用鼻炎薬です

アレグラには、主成分としてフェキソフェナジン塩酸塩が配合されています。これは市販薬、処方薬のどちらも同じです。

では、なにが違うのでしょう?

市販されているアレグラと、病院で処方してもらえるアレグラでは、適用疾患が違います。

「アレグラFX」
ドラッグストアで買える市販薬の適用疾患
アレルギー性鼻炎の症状緩和(花粉症など)
「アレグラ錠」
病院で処方してもらえる処方薬の適用疾患
アレルギー性鼻炎の症状緩和(花粉症など)
蕁麻疹
皮膚疾患(湿疹、皮膚炎、皮膚そう痒症、アトピー性皮膚炎)
喘息
病院処方のアレグラは、アレルギー性鼻炎のほか、蕁麻疹やアトピーの薬として幅広く使われています。喘息の予防にも効果的とされています。
市販のアレグラFXは、アレルギー専用鼻炎薬となっており、皮膚疾患などの症状には効果がありません。アレグラFXは、あくまでも花粉症やハウスダストなどが原因で起こるアレルギー性鼻炎専用の薬なのです。

飲んでいい対象年齢が違います

市販のアレグラFXは15歳以上が対象

市販薬アレグラFXの対象年齢は15歳以上となっています。アレグラFXは第一類医薬品ですので、副作用の危険性もあることから、対象年齢15歳以上になっているのだと思われます。
アレグラの市販薬には、15歳未満を対象としたものはありません。

処方のアレグラ錠は12歳以上が対象

病院で処方されるアレグラ錠(60mg)の対象年齢は12歳以上です。15歳未満のお子様の場合、フェキソフェナジン塩酸塩の量を半分にしたアレグラ錠(30mg)を処方してもらうことができます。

アレグラFXも1錠あたりに含まれるフェキソフェナジン塩酸塩は60mgですが、半分にして15歳未満の子供に飲ませてはいけません。
お子様がアレグラを飲む場合は、必ず病院でお医者さんに相談してください。

入手方法が違います

市販のアレグラFXは薬剤師のいる薬局・ドラッグストアで買えます

アレグラFXは第一類医薬品ですので「要指導薬品」に分類されています。要指導医薬品は、薬剤師がいる薬局、ドラッグストアで購入することができます。
薬剤師がいない店舗、または薬剤師が不在の場合は、アレグラFXを買うことはできません。
14錠(7日分)と28錠(14日分)が店舗販売されています。

市販薬アレグラFXの参考価格表
処方薬のアレグラ錠は病院で処方してもらえるほか、処方薬の通販サイトで買えます

処方薬のアレグラは、病院を受診した際に医師処方してもらえます。一度に処方してもらえるるのは2週間分程度です。

病院以外の入手方法として、処方薬の通販サイトで注文することが可能です。
最大で70日分までまとめて購入できます。

処方薬アレグラ錠の通販価格表
通販で購入する
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アレグラの通販(70日分まで)
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通販はこちらから
アレグラについて
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アレグラFX 28錠の関連成分

アレグラ
鼻炎薬/鼻水/錠剤
鼻炎薬/鼻炎薬全部
第二類医薬品
鼻炎薬/鼻水/鼻水の薬 1日2回タイプ
セルフメディケーション税制対象医薬品
販売店舗について
九州・沖縄・中国・四国・関西(三重県除く)へのお届け:ケンコーコム(福岡県飯塚市)
上記以外へのお届け:ケンコーコム(栃木県宇都宮市)
情報提供・相談応需:販売店舗の薬剤師又は登録販売者

商品説明
「アレグラFX 28錠」は、第2世代抗ヒスタミン成分 フェキソフェナジン塩酸塩が、花粉やハウスダストによる鼻みず、鼻づまり、くしゃみなどのつらいアレルギー症状に優れた効果を発揮します。脳に影響を及ぼしにくいため、眠くなりにくいアレルギー専用鼻炎薬です。
「集中力、判断力、作業能率の低下」といった、気付きにくい能力ダウン(インペアード・パフォーマンス)も起こしにくいお薬です。空腹時にも服用できます。1回1錠、1日2回の服用で、効き目が1日続きます。医薬品。
※花粉などの季節性のアレルギー性鼻炎症状に使用する場合は、花粉飛散予測日から、又は、症状が出始めたら早めに服用を始めると効果的です。
平成28年11月1日より第2類医薬品に変更になりました。

使用上の注意
●してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用・事故が起こりやすくなります。)
1.次の人は服用しないでください。
(1)本剤又は本剤の成分によりアレルギー症状を起こしたことがある人
(2)15才未満の小児
2.本剤を服用している間は、次のいずれの医薬品も使用しないでください。
他のアレルギー用薬(皮ふ疾患用薬、鼻炎用内服薬を含む)、抗ヒスタミン剤を含有する内服薬等(かぜ薬、鎮咳去痰薬、乗物酔い薬、催眠鎮静薬等)、制酸剤(水酸化アルミニウム・水酸化マグネシウム含有製剤)、エリスロマイシン
3.服用前後は飲酒しないでください。
4.授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避けてください。
(動物試験で乳汁中への移行が認められています。)

●相談すること
1.次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
(1)医師の治療を受けている人
(2)アレルギー性鼻炎か、かぜ等他の原因によるものかわからない人
(3)気管支ぜんそくアトピー性皮ふ炎等の他のアレルギー疾患の診断を受けたことがある人
(4)鼻づまりの症状が強い人
(5)妊婦又は妊娠していると思われる人
(6)高齢
(7)薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人
2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この説明文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。

関係部位 症状
皮ふ のど・まぶた・口唇等のはれ、発疹、かゆみ、じんましん、皮ふが赤くなる
消化器 はきけ、嘔吐、腹痛、消化不良
精神神経系 しびれ感、頭痛、疲労、倦怠感、めまい、不眠、神経過敏、悪夢、睡眠障害
泌尿器 頻尿、排尿困難
その他 動悸、味覚異常、浮腫、胸痛、呼吸困難、血圧上昇、月経異常
まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。
症状の名称 症状
ショック(アナフィラキシー) 服用後すぐに、皮ふのかゆみ、じんましん、声のかすれ、くしゃみ、のどのかゆみ、息苦しさ、動悸、意識の混濁等があらわれる。
肝機能障害 発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮ふや白目が黄色くなる)、褐色尿、全身のだるさ、食欲不振等があらわれる。
無顆粒球症、白血球減少、好中球減少 突然の高熱、さむけ、のどの痛み等があらわれる。
3.服用後、次の症状があらわれることがあるので、このような症状の持続又は増強がみられた場合には、服用を中止し、医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
口のかわき、便秘、下痢、眠気
効能・効果
花粉、ハウスダスト(室内塵)などによる次のような鼻のアレルギー症状の緩和:くしゃみ、鼻みず、鼻づまり

用法・用量
成人(15才以上)、1回1錠、1日2回 朝夕に服用してください。

年齢 成人(15才以上) 15才未満
1回量 1錠 服用しないこと
服用回数 1日2回 朝夕

【用法・用量に関連する注意】
(1)定められた用法・用量を厳守してください。
(2)花粉などの季節性のアレルギー性鼻炎症状に使用する場合は、花粉飛散予測日から、又は、症状が出始めたら早めに服用を始めると効果的です。
(3)継続して服用することで効果が得られます。
(4)1週間服用しても症状の改善がみられない場合には、医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。また、症状の改善がみられても2週間を超えて服用する場合は、医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
(5)錠剤の取り出し方:錠剤の入っているシートの凸部を指先で強く押して裏面の膜を破り、錠剤を取り出して服用してください。(誤ってシートのままのみこんだりすると食道粘膜に突き刺さるなど思わぬ事故につながります。)
成分・分量
(1日量:2錠中)
フェキソフェナジン塩酸塩:120mg
添加物:結晶セルロース、部分アルファー化デンプン、クロスカルメロースナトリウム、ステアリン酸マグネシウム、軽質無水ケイ酸、ヒプロメロース、ポビドン、酸化チタン、マクロゴール400、三二酸化鉄、黄色三二酸化鉄

保管および取扱い上の注意
(1)直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管してください。
(2)小児の手の届かない所に保管してください。
(3)他の容器に入れ替えないでください。(誤用の原因になったり、品質が変わることがあります。)
(4)使用期限をすぎた製品は使用しないでください。

お問い合わせ先
本商品についてのお問い合わせは、お買い求めの薬局・薬店、又は下記の「お客様相談室」までお願い申し上げます。
久光製薬 お客様相談室
フリーダイヤル:0120-133250
(受付時間)9:00-17:50(土、日、祝日を除く)

副作用被害救済制度のお問合せ先
(独)医薬品医療機器総合機構
電話:0120-149-931(フリーダイヤル)

発売元
久光製薬 株式会社
鳥栖市田代大官町408番地

製造販売元
サノフィ株式会社
東京都新宿区西新宿三丁目20番2号

製品名
アレグラFX


文責:Rakuten Direct株式会社 薬剤師 春名 千寿子

 

アレグラ(フェキソフェナジン)は市販薬・処方薬・ジェネリックどれが一番安い?アレグラの価格を比較

アレグラ(成分名:フェキソフェナジン)の処方薬、市販薬、ジェネリック医薬品の薬価を比較します。14日分使用する場合と3か月の長期で使用する場合のそれぞれの価格を比較、アレグラを最も安く購入する方法を解説します。


お気に入り
アレグラ(フェキソフェナジン)は市販薬・処方薬・ジェネリックどれが一番安い?

花粉症の症状に悩んでいる方には花粉症の薬は必需品です。

症状の程度によっては、花粉シーズンの間中ずっと薬を使用する方も少なくありません。花粉の飛散状況によっては、3か月もの間、毎日薬を使い続ける方もいます。

花粉がおさまるまで毎日使うとなると、気になるのは薬代です。

この記事では、花粉症の代表的な薬であるアレグラの価格を比較。アレグラの処方薬・市販薬・ジェネリック医薬品はどれが最も安いのか解説します!

なお、アレグラの成分は「フェキソフェナジン」という名前のもので、最近はアレグラのジェネリック医薬品としてフェキソフェナジン錠などが登場しており、こういった名称のものをご利用されている方も多いかと思います。

フェキソフェナジン錠などのジェネリック医薬品も使用方法や気をつけるべきポイントや効き方・副作用などもアレグラと同様になりますので、フェキソフェナジンを使用されている方も同じようにこちらの情報をご参考いただけます。

※この記事に記載の薬価や市販薬の値段は2017年2月現在のものです。

アレグラ錠はどんな薬?

花粉症の症状によく処方されるアレグラは、アレルギー症状の原因となるヒスタミンの働きを抑える抗ヒスタミン薬です。

ヒスタミン薬の中でも、アレグラは第2世代抗ヒスタミン薬に分類されていて、比較的効き目の出方が早く、副作用の眠気がでにくいことが特長です。

ミナカラお薬辞典:アレグラ錠60mg

アレグラとアレグラFXはほとんど同じ薬!

市販薬のアレグラFXには、処方薬のアレグラと同じ成分のフェキソフェナジン塩酸塩が同量配合されています。

主成分以外の添加物に違いはありますが、アレグラとアレグラFXはほとんど同じ薬であるといえるでしょう。

アレグラとアレグラFXに違いはある?

アレグラとアレグラFXは、効能・効果が異なります。アレグラの添付文書に記載されている効能・効果は以下の通りです。

【 効能又は効果 】
アレルギー性鼻炎、蕁麻疹、皮膚疾患(湿疹・皮膚炎、 皮膚そう痒症、アトピー性皮膚炎)に伴うそう痒

アレグラ錠 添付文書

それに対して、アレグラFXの効能・効果は以下の通りです。

効能・効果
花粉、ハウスダスト(室内塵)などによる次のような鼻のアレルギー症状の緩和:くしゃみ、鼻水、鼻づまり

アレグラFX 添付文書

花粉症の症状が鼻症状のみであればアレグラFXでも問題ありませんが、じんましんや皮膚のかゆみが伴っている場合は、病院でアレグラを処方してもらいましょう。

また、アレグラは7歳以上から使用できますが、アレグラFXは15歳未満は使用できません。

処方薬「アレグラ」と市販薬「アレグラFX」の薬価を比較!

アレグラ錠60mg(以下アレグラ)とアレグラFXの28錠(以下アレグラFX)の価格を比較します。それぞれの薬の1錠分の値段と14日分の値段をみてみましょう。

1錠分の価格 14日分(1日2錠)
アレグラ(処方薬) 64.9円 1,817円
アレグラFX(市販薬) 67.4円 1,886円
※アレグラFXの価格はメーカー希望小売価格(税込)。
※アレグラ14日分の値段は小数点以下切り捨て。

1錠分の薬価を比較すると、ほとんど差がないように感じられます。

ただし、処方薬は健康保険が適用されるため、実際に自己負担する金額は薬価の3割になります。また、病院で薬を処方してもらうと、初診料や診察代、調剤料などとして薬価とは別に約1,200円(自己負担3割)ほど費用が加算されます。
※診察代などは病院によって変動するためあくまで目安の値段です。また、医療費負担は年齢によっても異なります。

なお、初めて花粉症の症状で病院を受診する場合など、アレルギー検査を行うかどうかで病院でかかる費用も異なるのでご注意ください。

14日分では値段はほとんど同じ

これらを加味してアレグラの2週間分の値段を算出してみると・・・

1,817円(14日分のアレグラの価格)×0.3(自己負担3割の場合)+1200円(薬価以外にかかる金額)=1,745円

14日分のアレグラを処方してもらうためには約1,745円かかるという計算結果になりました。

それに対してアレグラFXは14日分で2,037円(税込)。

アレグラFXの方が300円ほど値段が高くはなりますが、病院へ行く手間を考えるとほとんど差はないと考える方も多いのではないでしょうか。

市販薬はネットで買うのがおトク!

アレグラFXは2017年1月から薬の区分が変わり、amazonなどのインターネットでも購入することが可能になりました。

アレグラFXの2017年2月現在のamazon価格は1,820円です。処方薬と値段がほとんど変わらず、病院に行く手間がないぶんとても便利になっています。

アレグラFX


Amazonで購入
楽天で購入
Yahoo!で購入
花粉シーズン通して使う場合は処方薬がおトク!

2週間分の計算では処方薬と市販薬は300円弱程度しか変わらない、という結果になりました。

しかし、花粉症の薬は花粉シーズン通して使用する方が大半です。アレグラを3か月間使用した場合で値段を比較してみましょう。

■アレグラを3ヶ月分(90日間分)購入した場合

11,682円(3か月分のアレグラの薬価)×0.3(自己負担3割の場合)+1200円(薬価以外にかかる金額=4,704円

■アレグラFXを7箱(98日分)購入した場合

1,886円(14日分のアレグラFX)×7箱=13,202円
※14錠入りの場合は1箱1,314円(税別)で、28錠入りより割高になります。

アレグラFXは錠剤単位で買えないので使用日数は長くなりますが、3か月ぶんで比較するとアレグラが約4,704円、アレグラFXが13,202円となり値段が倍以上異なります。

アレグラFXをインターネットで購入したとしても12,740円と、処方薬の方が値段が安いことは明らかです。

花粉症シーズンを通して長期でアレグラを使用するとなると、病院でアレグラを処方してもらうことをお勧めします。

「アレグラ」と「アレグラのジェネリック」の薬価を比較!

アレグラの処方薬と市販薬を比べると、処方薬の方が安価であることがわかりましたが、処方薬の中でもさらに薬の値段が安くなるのがジェネリック医薬品です。

ジェネリック医薬品とは新薬の特許が切れたあとに販売される薬のことで、新薬と同じ成分で同じ効能があると国に認められている薬です。開発にかかる費用が必要ないため、新薬より安価で販売することが可能です。

※薬によっては先発薬よりもジェネリック医薬品の方が値段が高い場合もあります。

アレグラ(先発薬)はサノフ・アベンティス社から販売されていますが、アレグラのジェネリックであるフェキソフェナジン塩酸塩錠は、小林化工やエーザイ富士フィルムなど、20数社の製薬メーカーから販売されています。

製薬メーカーによって薬価はそれぞれ異なりますが、1錠あたり約30〜35円と先発薬に比べると半分程度の値段になっています。

薬価 14日分
アレグラ 64.9円 1,817円
アレグラジェネリック 19.4円〜34.4円 543円〜963円
なお、アレグラのジェネリックも処方薬なので、アレグラと同様に診察代、調剤料などがかかります。

アレグラはジェネリックが最も安い!

アレグラの最安価のジェネリック(19.4円)を購入した場合で薬代を計算してみましょう。

■アレグラジェネリックを14日分購入した場合

543円(14日分のアレグラジェネリックの薬価)×0.3(自己負担3割の場合)+1200円(薬価以外にかかる金額)=1,362円

■アレグラジェネリックを3か月分購入した場合

3,492円(3か月分のアレグラジェネリックの薬価)×0.3(自己負担3割の場合)+1200円(薬価以外にかかる金額)=2,247円

アレグラを長期で服用するとなると、それぞれの差額は大きくなります。とにかく薬代を安くすませたい!という方は、アレグラのジェネリック医薬品を処方してもらうのが一番良いでしょう。

ジェネリック医薬品の購入を希望する場合は、医師や薬剤師に購入希望の旨を伝えてください。

病院に行く暇が無い人にはアレグラFXがおすすめ

花粉シーズン中は毎日薬を飲む、少しでも安くすませたい、そんなときはジェネリック医薬品の購入をおすすめします。

しかし、病院へ行く暇が無い社会人や、症状が軽く毎日薬を飲むほどでもないという方は、市販薬のアレグラFXを購入することも1つの手でしょう。

ご自身のライフスタイルに合わせて薬を選択できると良いですね。

 

花粉症の市販薬で有名な薬と言えばアレグラFX、アレジオンあたりでしょうか。CMの効果もあり知っている方は非常に多いかと思います。

そんな アレグラFXの後発医薬品つまりジェネリック医薬品が発売になっているのですがご存じでしたでしょうか?それが今回紹介するアレルビ56錠となります。

口コミでも話題になっているアレルビの効果やアレグラFXとの違いを分かりやすく比較してみました。薬剤師が実際にアレルビ56錠服用し、アレグラFXとの比較、効果の感想もアップしています。


薬剤師さぶろう
何よりこのアレルビの凄さは価格です!記事下部に通販サイトでの価格がありますので絶対にチェックしてください。驚きの価格がそこにあります。
目次 [表示する]

アレルビ56錠とは

アレルビ
アレルビ56錠は、皇漢堂製薬から発売されているアレルギー性鼻炎用薬となります。つまり花粉症などの季節性のアレルギーやハウスダストなどの鼻水、鼻づまり、くしゃみ症状の緩和の効能効果がある医薬品となります。

第2類医薬品となるので楽天、アマゾンなどの通販でも購入可能となっていますので非常に便利となっています。

花粉症である管理人が、服用をしてみましたのでその効果を紹介したいと思います。管理人は医療用花粉症薬であるアレグラ錠60mg、30mg、ディレグラ錠、アレロック錠5mg、ゼスラン錠などほとんどの花粉症薬は飲んだ事があるぐらいひどい花粉症持ちです。

健康食品、食品なども試したりもちなみにしています。

アレルビとアレグラFX比較~効果等の違いはある?

アレルビ アレグラ
アレルビとアレグラFXの違いについて項目毎に比較してみました。驚くのは価格ですね。あまりの安価にちょっと驚いてしまいました。

このぐらいの価格であれば病院にいって診察料、処方箋発行料を払い、調剤薬局で調剤料、薬剤料を払う事を考えるとセルフメディケーションとして自分でドラッグストア、amazonなどの通販サイトなどで購入した方が安価になります。

みなさん気になるであろう価格比較でも紹介してきますので是非最後まで御覧なって下さい。

アレルビ、アレグラFXの成分比較

アレルビ 添加物
アレルビ、アレグラFX共に主成分はフェキソフェナジン塩酸塩錠が60mg(/錠)となっており同じとなっています。効果はこの主成分によるものとなり効き目は同じとなります。

アレルビ、アレグラFXの添加物比較

添加物はアレルビとアレグラFXで異なりますがほとんど似たような成分となりました。


薬剤師さぶろう
添加物の違いは効果に影響する事は考えなくていいかと思われます。
アレルビの添加物

セルロース、部分アルファー化デンプン、ポビドン、デンプングリコール酸ナトリウム、軽質無水ケイ酸、ヒプロメロース、マクロゴール6000、酸化チタン、三二酸化鉄、黄色三二酸化鉄、ステアリン酸マグネシウム
アレグラFXの添加物

結晶セルロース、部分アルファー化デンプン、クロスカルメロースナトリウム、ステアリン酸マグネシウム、軽質無水ケイ酸、ヒプロメロース、ポピドン、酸化チタン、マクロゴール400、三二酸化鉄、黄色三二酸化鉄
アレルビ、アレグラFXの規格・種類

アレルビ
アレルビとアレグラFXの規格・種類についてはどちらも同じとなっています。

アレルビの規格・種類

アレルビの規格は1錠60mgの1規格のみの発売となっています。また錠数については14錠入り、28錠入りと56錠入りの3種類が発売されています。

アレグラFXの規格・種類

アレグラFXの規格は1錠60mgの1規格のみの発売となっています。アレルビとは異なり錠数については14錠入りと28錠入りの2種類が発売されています。

アレルビ、アレグラFXの用法用量

アレルビ 用法用量
アレグラFX、アレルビの用法用量はどちらも同じとなります。どちらも15才以上から服用可能となっており、15才未満については「服用しないこと」となります。

アレルビの用法用量

成人(15歳以上)1日2回1回1錠を朝夕に水またはお湯でかまずに服用してください、となります。

アレグラFXの用法用量

成人(15才以上)、1回1錠、1日2回朝夕に服用してください、となります。


薬剤師さぶろう
朝夕に1錠服用する方法はどちらも変わりはありません。
アレルビ、アレグラFXの効き目効果の比較

説明文書上ではまったく効果効能は同じとなり、下記のようになっています。
花粉、ハウスダスト(室内塵)などによる次のような花のアレルギー症状の緩和:くしゃみ、鼻みず、鼻づまり
アレルビ、アレグラFXの価格比較・通販の値段

これまで紹介してきたアレルビですが 衝撃的なお知らせがあります!

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それはこのアレルビ!非常に安いという事です。 ありえない安さに当初自分は目を疑いました、そのぐらい安い値段だったのです。

特にアマゾンの値段はえ!?なぜそんな値段というぐらいの値段になっています。が、楽天も負けていないぐらいの価格となっている事があります、しかも送料無料です!*無料でないケースもあります。

薬剤師さぶろう
是非ともAmazon楽天の両方をチェックしてみて下さい!
アレルビの価格

アレルビ56錠入りの価格は下記から確認可能です。56錠入りとなるので一か月分の価格となります。amazonは凄い!


【第2類医薬品】アレルビ 56錠 ※セルフメディケーション税制対象商品
posted with カエレバ
皇漢堂製薬 2016-11-25
Amazon

楽天市場

Yahooショッピング

価格.com
アレグラFXの価格

アレグラFX28錠入りの価格は下記から確認可能です。28錠入りとなるので2週間分の価格となります。


【第2類医薬品】アレグラFX 28錠 ※セルフメディケーション税制対象商品
posted with カエレバ
久光製薬 2012-11-01
Amazon

楽天市場

Yahooショッピング

価格.com
アレルビ、アレグラFXはセルフメディケーション税制対応

アレルビ、アレグラFXは セルフメディケーション税制対応となっていますので、レシートは保存しておき確定申告で控除を受ける事が可能となっています。

アレルビ、アレグラFXの口コミは?

薬剤師としてアレルビについて

薬剤師としてアレルビをどう思うか!?もうこれは花粉症の方にはおすすめします。効果効能も全く同じであり、価格はアレグラFXよりも安く、しかもシーズン中(例えば3か月間)服用してもクリニック、薬局代よりも安くなります。

万が一の副作用発現の際も副作用被害救済制度の対象ともなっていますので安心して服用できます。

アレルビのまとめ

アレルビ 口コミ
アレルビ56錠を服用してみましたが特に気になる副作用はありませんでした。当たり前と言えば当たりまえなのですが副作用を心配している方も多いようですね。基本的に眠気などの副作用は少なくなっています。

アレルビ56錠入り1箱購入したので1か月間分あるのでなくなるまで服用してみましたが、非常に気に入りましたので毎年お世話になりそうです。耳鼻科を受診して医療用の抗アレルギー剤等を処方してもらうより完全に値段が安く済みますので。

アレグラFXを服用している方は一度試してみるのもいいかと思います。なにせ値段が安いのでスギ花粉症シーズンである2月から4月までの 3か月間服用してもアマゾン購入であれば4千円もかからないですからね。お勧めします!

*なおアレルビはアレグラFXと同様にアトピー性皮膚炎での痒み症状改善には適応が通っていません。

 

アレグラを買うならどっちがお得?病院か市販薬か

2016/4/12 2016/5/29 アレグラのすべて

 

「アレグラFXは病院と同じ成分を配合しています」

という謳い文句で市販のアレグラFXは販売されていますが、本当に病院でもらうアレグラと市販のアレグラFXは同じと言えるのでしょうか?

 

今回は

「市販のアレグラFXと病院のアレグラは本当に同じか」

という事を価格の面や効果の面などを考慮して比較してみました。

ぜひ参考にしてみてください。

 

 

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Contents [hide]
1 アレグラの価格の比較
2 本当に市販でも病院でもアレグラの値段は変わらないのか?
3 効能効果の違い
3.1 アレグラFX(市販)
3.2 アレグラ(病院)
4 用法・用量
4.1 アレグラFX・市販のアレグラ
5 使用可能な年齢
5.1 アレグラFX(市販)
5.2 アレグラ(病院)
6 成分の違い
7 じゃあ添加物が違うとどうなるの?効果が弱いの?
8 アレグラと全く同じ。オーソライズジェネリック
9 まとめ
アレグラの価格の比較

2016年4月現在、病院を受診してアレグラを14日分(28錠)をもらうとするとお薬代や診察料、薬局での費用などがかかり3割自己負担として約2000円ほどかかります。

 

一方ドラッグストアやネットで市販のアレグラを買おうとするとアレグラFXは28錠入りで2036円ですからこれだけみると価格の面では変わらなそうです。

 

 

本当に市販でも病院でもアレグラの値段は変わらないのか?

ただしこれで注意していただきたい事は、今回は14日分のアレグラの費用を単純比較したもの。例えば病院受診の場合、2回目以降同じ病院を受診した場合には

 

・初診料が再診料になること
(これだけで3割負担で630円安くなります)

・アレグラのジェネリック医薬品であるフェキソフェナジンを選べること
(一番安いジェネリックを選ぶと3割負担で390円安くなります)

 

また、選ぶ薬局によっても若干値段が変わってきますのでこれらをすべて合わせると

実質1000円ぐらい自己負担額は安くなります。

 

よって単純に値段の比較であれば初回14日分では大きな差はありませんが病院を受診する場合で、2回目以降だったり長期で服用する可能性がある人は価格の面では大分安くなります。

 

効能効果の違い

 

アレグラFX(市販)

花粉、ハウスダスト(室内塵)などによる次のような鼻のアレルギー症状の緩和:くしゃみ、鼻みず、鼻づまり

 

アレグラ(病院)

アレルギー性鼻炎、蕁麻疹、皮膚疾患(湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症、アトピー性皮膚炎)に伴うそう痒

 

病院で皮膚のかゆみでアレグラを処方された人もいると思うんですが実は

市販で買うアレグラFXには皮膚の症状の効能効果がありません。

しかし市販のアレグラFXも病院のアレグラも全く同じものなので当然市販のアレグラFXも皮膚症状に効果があります。

 

「何言ってるんだ?」と思っていらっしゃる方もいるかもしれませんが、これは結構大切なことなんです。
それは、効能効果がない疾患にその薬を使いもし副作用が起きてしまった場合医薬品副作用被害救済制度が受けれる受けれないことがあります。

 

医薬品副作用被害救済制度とは簡単に言えば、副作用が出た時に医療費が免除されたり医療手当が受け取れる制度のことです。

詳しくはこちら→市販薬を使う前に注意!!医薬品副作用被害救済制度とは?

ですので説明書に載っていない使い方をするのは絶対に止めましょう。

 

 

用法・用量

 

アレグラFX・市販のアレグラ

1回1錠。1日2回。

これはどちらも同じです。

 

 

使用可能な年齢

 

アレグラFX(市販)

15歳以上

アレグラ(病院)

12歳以上

(7~11歳は成人量の半分(30㎎)を1日2回で飲む事ができる)

 

 

市販のアレグラは15歳からになっていますが、病院のアレグラは12歳から服用する事が可能です。さらに病院でもらうアレグラでは7~11歳でも成人量のアレグラの半分量(30㎎)を飲む事ができるようになっています。

 

繰り返しになりますがこちらもしっかり使用年齢を守らないと医薬品副作用被害救済制度が受けれない可能性がありますので

アレグラを半分に割って子供に飲ます

なんていう使い方はしないように注意してください。

 

 

成分の違い

 

病院でもらうアレグラ錠と市販のアレグラFXは成分は全く同じです。

(効能効果や使用年齢は上で書いた通り異なりますが)

 

しかし2013年2月にアレグラのジェネリックであるフェキソフェナジンが発売されましたがこちらはアレグラFXと全く同じとは言えません。と言うのも、効能効果や使い方は同じですが、若干添加物が異なるためです。

 

アレグラ(病院)=アレグラFX(市販)
アレグラのジェネリック(病院)≠ アレグラFX(市販)

値段に関しては当然ジェネリックの方が安くなります。

 

アレグラ 1錠 64.9円

アレグラのジェネリック 1錠 19.4~34.4円

 

 

じゃあ添加物が違うとどうなるの?効果が弱いの?

 

ジェネリック医薬品については色んな方が色んな意見を述べていますが個人的な意見を言わせてもらうと

そんなに大きな差はありません。

むしろ添加物がどうこうと言うよりも

使う人の主観的なものの方が影響が大きいと考えます。

「安い薬だと効果が悪い」のような感覚です。もちろん実際ジェネリックを飲んでみた人で「効果は変わんないよ」という人もたくさんいます。

 

しかしそれでもジェネリックを疑っている人に朗報です。

 

アレグラと全く同じ。オーソライズジェネリック

 

現在アレグラにはオーソライズジェネリックといい、ジェネリックですがアレグラと完全に同じ(添加物も同じ)ジェネリックが存在します。

 

オーソライズジェネリック(AG)とは?

ジェネリック医薬品は先発品と有効成分が同一であるが、AGは先発製剤と原薬、添加物、製法等が同一の製剤であるため、生物学的同等性などの試験を省くことができ、また、先発品からの切替に対する医療従事者・患者の抵抗が少ない。

wikipediaより

※ちなみにアレグラのAGは、日医工とサノフィという2つの会社の合併会社が作っているフェキソフェナジン「SANIX」という薬になります。

 

という事で、もしジェネリックが嫌な人はオーソライズジェネリックであるフェキソフェナジン「SANIX」を薬局でお願いしましょう。

※ただ、すべての薬局でオーソライズジェネリックを扱っている訳ではないので注意しましょう。

 

 

 

まとめ

・価格の面では初回14日分では同じ。ただそれ以降は病院の方がメリットが大きい

・市販のアレグラFXと病院のアレグラは効能効果と使用年齢に違いがある。

・市販のアレグラFXとアレグラは同じであるがジェネリックは必ずしも同じではない。

・医薬品副作用被害救済制度が受けれない可能性があるためアレグラFXは病院のアレグラと完全に同じように使わない。

ジェネリック薬に懐疑的な人はAG(オーソライズジェネリック)をお願いしてみる。

 

病院で処方されるアレグラ錠60mgとは!?


対象年齢:12才以上
服用回数:1日2回(1回1錠)
入手方法:病院の処方
アレグラ錠60mgは、サノフィ社が開発した抗アレルギー薬です。アレルギー性鼻炎や蕁麻疹の症状、皮膚疾患などの治療に用いられます。アレルギー性鼻炎に効果があるため花粉症の薬として医療機関にてよく処方される鼻炎薬です。アレグラ錠60mgの主成分であるフェキソフェナジン塩酸塩を60mg含み、12歳以上であれば1回60mgを1日2回服用します。
市販で購入できるアレグラFXとは!?


対象年齢:15才以上
服用回数:1日2回(1回1錠)
入手方法:薬局・ドラッグストア・通販
アレグラFXは、アレグラ錠60mgを市販化して2013年に発売された花粉症の薬です。アレグラFXは、アレグラ錠60mgの有効成分であるフェキソフェナジン塩酸塩を同じ量含んでいるので同じ効果を得ることができます。他のアレルギー薬と比べても特に眠気が出にくいのが特徴です。市販品ですので近くの薬局やドラッグストアなどで購入することができます。

アレグラ錠60mgとアレグラFXの違いは!?
アレグラ錠60mgとアレグラFXの違いは3つあります。

対象年齢
 アレグラ錠60mgの対象年齢は12才以上ですが、アレグラFXの対象年齢は15才以上です。7才以上12才未満を対象としたものでは、有効成分のフェキソフェナジン塩酸塩の量を半分にしたアレグラ錠30mgが病院では処方してもらうことができます。残念ながらアレグラFXでは量を減らしたものは販売されていません。15歳未満の子供にアレグラFXを半分に割って与えることは決してしないようにしてください。

 

薬の価格
 アレグラ錠60mgは病院で処方してもらうことで手に入れることができるので病院で診察してもらう必要があります。そのため、薬代だけでなく、初診料や診察料の支払もかかってしまいますが、保険により3割負担となっているので、だいたい2000円ほどになります。アレグラFXは28錠入りの定価が2036円(税込)ですので、それほどトータルコストとしては変わりありません。ちなみに、アレグラFXであればネットでも購入できまとめ買いするなどで安く購入することも可能です。

 

入手方法
 アレグラ錠60mgは病院で処方してもらうことでした入手することができませんが、アレグラFXは市販品ですので近くの薬局やドラッグストアで購入できますし、ネット通販でも購入することができます。ただし、ネット通販ではアレグラFXが第一類医薬品で副作用の危険があることの認識が必要です。これまでにアレグラ錠60mgを飲んでいる方や既にアレグラFXを服用していて、問題ない方であればネット通販でもよいですが、初めて服用される場合は病院で医者に診てもらうか、薬剤師のいる薬局で相談しておく方がよいと思います。ドラッグストアの大手『マツモトキヨシ』では、ネットから最寄りのお店の店頭価格を確認し、ネットで購入した上でお店で受け取る事ができます。

アレグラFXの価格
アレグラFXは14錠のタイプと28錠のタイプがあります。

 

アレグラの市販について